初めてのためのクロコダイルQ&A

形が似ているのに価格が違う理由は?

入荷の時期などでも価格は変化しますが、主な理由は原皮の違いにあります。
例えば、スモールクロコダイルの原皮であったりすると、希少価値が高いため価格も高騰します。

模様が大きいのと小さいのは何が違う?

革を取る場所により異なります。

上記画像から、端は腑模様が小さく、中央は大きくなっているのがクロコダイルの特徴です。
取る場所によって異なるため、センター取り以外の商品は1点1点腑模様の大きさも異なります。

マット加工とシャイニング加工の違いは?

艶の有りか、艶無しかの違いです。
シャイニング加工は仕上げ剤を塗布し、メノウ石で磨き上げた艶のある加工。
マット加工に艶はありませんが、使っていくうちに経年変化により徐々に艶が出てきます。
華やかさを優先するならシャイニング加工が人気で、長く使って経年変化を楽しむならマット加工が人気です。

ヒマラヤクロコダイルと普通のクロコダイルの違いは?

一番初めの鞣しが異なります。
普通のクロコダイルは鞣しの段階で着色をしますが、ヒマラヤクロコは原則として一切の着色作業をしません。
グラデーションは染色されたものではなく天然のもののため、1点1点表情が異なります。
さらに染色でキズを埋められないため、原皮も美しいものでないといけなく、その分価格も高くなります。

何年くらい使えますか?

使い方や保管方法で変わりますが、長い方では10年以上使うお客様もいらっしゃいます。

メンテナンス方法を教えてください?

基本は乾拭きで問題ありません。クリームなども販売されていますが、シミの原因にもなるため弊社ではおすすめしていません。

基本的には使い終われば乾いた柔らかい布で拭くだけです。

あとは湿気の少ない、蛍光灯や太陽光が当たらない場所に保管してください。

経営者や医師の人が持つイメージがあるけど、20代でもおかしくない?

バッグなどは高額なため、そのようなイメージもあるかもしれません。

しかしキーケースや財布などの小物であればお値段も高くありませんし、革の取り方でお値段も変わります。

若い方やクロコダイルの初心者さんは、小物から始めてみてはいかがでしょうか。

使用上の注意を教えてください?

”水分は絶対にNGです”

クロコダイル革は水分を嫌います。

雨などの水滴を直接つけるのはもちろん、濡れたハンカチなどに触れるのもNGです。

もし付いてしまった場合はすぐにふき取ってください。

シミになった場合でも時間が経つにつれて目立たなくなる場合もありますが、どうしても気になる場合はある程度お修理も可能です。ご相談ください。